防災対策ブログ

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【台風】段階的に警戒度・行動計画を設定していおく『エスカレーション』の考え方について【業務継続計画BCP】

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突然だけど、エスカレーションって知ってる!?

今回は「エスカレーション」の考え方について説明します

エスカレーション? エスカレーターなら知ってるけど

事業継続計画における 「エスカレーション(escalation)」とは予め段階的に進行する脅威に対して段階的に警戒度を設定し行動計画を作成しておくことを指します

 例えば?

 台風の接近に対して、"こういう時はこういう風に行動する"っという事を予め決め、共通理解を作っておくことで災害にスムーズに対応が行えるというものです。

台風で説明するエスカレーション

台風の場合、太平洋上で発生して 数日かけて成長し日本に上陸するという一定のパターンがあり、突発的に発生するということはありません。

天気予報などでも台風の進路や規模といった情報は誰でも入手可能なので、この情報を元に各自の行動を設定しておくことで、対応がスムーズにできます。 

エスカレーションの設定例

今回は大阪にある工場の場合を例にエスカレーションの設定例を示します。

 

台風発生の報道

上陸・接近の可能性について報道を注意して見守る。

スタッフの連絡体制を確認する。

沖縄・九州に上陸

自宅待機を指示する、早期帰宅を指示する。

屋外にある破損する可能性のあるものを屋内に収容する。

大阪に上陸 工場を休業する

 

この様に事象にそれぞれ対応する行動計画を立てておくことで、どの様な時にどの様に行動するという共通理解を作ることができます。

 

エスカレーションには向かない災害

エスカレーションの設定は台風の様に段階的に進行する脅威に向く一方で、突然発生する「地震」や「テロ」などの災害にはエスカレーションの設定は向いていません

準備できないもんね。

ただし今後技術が進み、地震予報の確度が上がれば地震についてもエスカレーションの設定できる時代が来るかもしれません。

まとめ 

今回は台風を例に事業継続計画(BCP)における「エスカレーション」を紹介しました。

エスカレーションを設定しておくことで、災害の対応がスムーズに行きますのでみなさんも計画策定をご検討ください。