防災対策ブログ

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コープさっぽろ 北電へ賠償請求騒動の顛末をまとめる

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コープさっぽろが北海道地震の際に起きた停電によって生じた損害を北海道電力に賠償請求する方針という発表から、一転その報道は誤りといった発表するに至った顛末についてまとめてみます。

コープさっぽろが北電に損害賠償請求の方針を発表(10月6日)

www.hokkaido-np.co.jp

コープさっぽろ(札幌、組合員数170万人)は6日、札幌市内で理事会を開き、胆振東部地震による大規模停電(ブラックアウト)で発生した損害の賠償を北海道電力に請求する方針を固めた。食品廃棄による損害は9億6千万円に達しており、取引先の企業、団体と連携し、近く北電に賠償請求の書面を送る。道内の流通大手がブラックアウトによる損害賠償請求に動くのは初めてとみられる。

このコープさっぽろの姿勢に批判が相次ぐ

結果(10月9日)

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「コープさっぽろ 北電に賠償請求へ」というメディア報道に関して|生活協同組合コープさっぽろ

騒動の考察

 コープさっぽろが批判された理由には、

  • 停電による損害に備えた保険に入っていなかった
  • 自社で停電対策をしていなかった
  • 北電への賠償請求が利用者負担に繋がることを想像できていなかった
  • 責任転嫁の姿勢

 などが挙げられます。

停電対策については、同じ北海道で多数の店舗を持つセイコマートが停電中でも営業を継続することが出来ていた事と対照的です。

北海道地震:「セイコーマート」95%が営業できた理由は - 毎日新聞

北海道地震で大変なのに… 「セイコーマートの営業が神すぎる」と話題に – しらべぇ | 気になるアレを大調査ニュース!

また、北電に賠償請求をするという責任転嫁の姿勢も批判の的となり、さらに批判が巻き起こるとメディアの報道のせいにするという行き当たりばったりの対応がさらに傷を広げてしまったようです。

まとめ 

 今回のコープさっぽろの騒動は危機管理・事業継続計画(BCP)の観点からみれば良くない見本としてとても参考になる事例かと思います。